お仏壇の購入について

仏壇

▶️仏壇の購入する際の注意点について

お仏壇とは仏像や仏具を飾り、仏様を祀るいわば家の中の小さなお寺というべきものです。
一般的にはご先祖様をお祀りするといった方がわかりやすく通りがいいでしょう。

それを購入するにあたってもそうしたことを考えるのが普通です。
ですからその家々の慣習によってどの宗派がどれ、といったことを選ばなければいけません。

とはいえあくまで原則ではありますので中には別なものを選択するということもあることは覚えておいてきましょう。
そして当然付随してくるのが仏具です。

こればかりはご本尊が宗派によって異なりますし、飾り方の決まりもあったりしますのでこれはこっち、これはこっちといった節操のないことはよろしくないでしょう。

さらに考えるべきはそのものだけではなく、どこに置くかということも大切です。
昔ながらの日本家屋であるならば当然、床の間や仏間があることでしょう。

しかしお仏壇はしかるべきところにということができたのも今や昔です。
もちろん今でも多くはありますが減ってきていることも確かです。

都市部の土地が細かいところやマンションにお住いの方も多くなり、そうした部屋を割くことや畳の部屋自体が減ってきています。
ですからせめて和室、難しいならばきちんと周囲を考えておく場所を決めましょう。

▶️仏壇を置く場所は十分に配慮すること

フローリングの洋間でも問題はないのですがせめて違和感なく、ぽつんとお仏壇だけが浮いているということがないようにしたいです。

照明用の電源がここにあるからと一緒くたにしてテレビの横に設置することであったり、周囲に空きスペースが必要だから引っかからないようにしておいた観葉植物のすぐ隣にあったり、扉を開けるたびに少し家具をずらす必要があるなんてことも問題外です。

落ち着いて向き合うことができませんし、失礼でもあります。
さらに来客があったとき、お客人が扉を開けてどのように目に入るかということも大事です。

もちろんあまりおしゃれでもよくありませんし、個々人の風情を感じ、お客さんが変に思わないような配慮がある程度にです。

給仕しやすいような場所がいいと思ったりすることもあるでしょうがあまりぞんざいに扱っているように見られてはご先祖様にも悪いですし、本人もいい気分ではないでしょう。

ですから配置場所は大事であり、当然購入するお仏壇のサイズとの兼ね合いが必要なのです。
あらかじめどのくらいかサイズを知り、定規で家のどこに置こうかとあらかじめシミュレーションしておきましょう。

また、あるいはここに置く予定だからということを前提にして簡単な図面を書いて持っておくということも周到ですばらしいことです。
購入の時もスムーズであり、相手方も説明しやすくなるでしょう。

伝統的なものがベストではありますが時代の流れに合わせたインテリア、というと乱暴ですが合いやすい現代風のモダンなお仏壇もある場合もあるのでそれも含めてどこに置くかを考えるといいでしょう。

台がついていたりついていなかったり、上置型と呼ばれる専用の別な台やタンスに設置できる小型のものも存在します。

▶️仏壇を設置する方角に関して

そしてこういう話になると必ず出てくるのがどこの方角がいいでしょうか、という問題です。
古くから北枕という言葉もあるように縁起の良い悪いを気にするのが日本人です。

水場は不浄だからよくない、この方角はよくないといった様々な話がありますが結論としては大事にすることがなによりということが多いです。
もちろんその宗派ではこうしているのだからという話があるのならば従うことは大切です。

しかしそれに固執し、自分の家の配置的に方向を気にするとここしか置く場所がない、と端っこや押し込めるような形になっては元も子もありません。
大切に真摯にお祀りする、それが肝要です。

そしてこうしたものの次は中の仏具の話になってきます。
あまり知識がないのならば最近は分かりやすくセット販売をしているところも多いです。

中身も値段もわかりやすく便利なものです。
仏具には花立て、蝋燭を立てる火立て、香炉、ご飯を入れ物である仏器、供物の台である高坏にその他お手入れ品といった様々なものがあります。

こちらも伝統的なものがよいかというとそういうわけではありません。

もちろん伝統的なものでそろえるのは素晴らしいことですが、時代の流れにより火を使わない香炉であったり、電池式の蝋燭や電池式LEDの提灯といったものが出てきています。

これの利点は手間がかからないという点に加えて地震や災害において火事になる危険を抑えることができるということが大きいです。
もちろん風情がない、ちょっとご先祖様に悪いかな、などと思うようならば伝統的なものを購入するのがよいでしょう。

何が悪いということではなく、どう選択するかです。
エコロジーだったり消費電力で選ぶならば多少なりとも思うところがありますが、安全ということならばなんの気兼ねもなく選ぶことができることです。

伝統を大切にしながら今を生きるという意識が大切です。